Modifying Arcam CD72 as of Jul.25 2004

毎日暑すぎて、根性が続かない。

昨晩の構想の実施にかかったが、
> ・3端子レギュレータのすぐそばのジャンパに+/-それぞれの電源が出てきているので、電源はそこから引く。
> ・撤去したコンデンサの下にアナログ系のグランドの集合点があるので、基板に穴を開けてGNDはそこから。
> ・電源出力線4本は、コンデンサ跡地に少し大きめの穴を開けて下に廻し、OPアンプソケットに直結する。
> ・既存の+/-電源配線は、OPアンプの手前とOPアンプ間とでパターンカットし、パスコン配線として流用。
> ・既存のフィルムコンのパスコン2個とそのそばの基板左右でアナログGNDを繋いでいるジャンパは撤去。
> ・小さな穴を3個開けて、ディップドマイカか銅スチコンでパスコンを4個設置。
> ・シーケンス制御用と思われる10uFの電解コンの背が高くて邪魔なので、小さめのに交換して寝かせて設置。
は一通り終えたのだけど、8本の線をメイン基板側のコネクタにハンダ付けして動作確認、という目標までは辿り着けなかった。


Fig.1 今日の作業後の状態
L/R & +/- の4個のパスコンは銅スチコンを使った。レトロないい雰囲気の音がでそうだ。スチコンの手前のフェライトビーズは、信号系GNDと出力端子GNDを繋いでいる。
アナログフィルタ部のフィルムコンに1n3Jという表記のものが見られるが、最初なんのことやらわからなかった。1.3nF、つまり1300pFのことらしい。ヨーロッパの部品メーカーはFにもナノを使うらしい。合理性が徹底していて大変好ましい。nとかuを小数点替わりに使う。だからu1とあったら0.1uF。


Fig.2 裏側
太い黒いジャンパ線はアナログフィルタ部とOPアンプ部のGNDの強化。上の方の黒いジャンパ線のハンダ付け位置から上に伸びるパターン上の線で、デジタル系のGNDとアナログ系のGNDが繋がれている。アマチュアの自作例だとここにもフェライトかましている例もあるみたい。OPアンプGNDは、こともあろうにデジタル出力系のGNDの先に繋いであったのでパターンカットして直結(下の黒いジャンパ線)。


さて、明日明後日は連続飲み会、週末もバタバタ忙しいのでいつ音出しまで持っていけるか未定、となってしまった。


おまけ。
ArcamのサイトのCD72のページは下記。
http://www.arcam.co.uk/support/archive/diva/hifi/cd72.html

この中の一節を抜き出してみる。
The new CD72 uses a 24 bit Burr Brown multi level delta sigma DAC and a proven Sony CD text mechanism. Special care has been taken to optimise the master clock design for extremely low jitter, whilst the main circuit board uses carefully tuned analogue filters with audiophile quality components in all critical areas. The player also comes with a large well screened power transformer and six separately regulated power supplies. Damping is applied to key components which are subject to microphonic effects.

確かに、電源ラインのそこいら中にダンピング用と思われる抵抗が入っている。通常グレードの電解コンと積層セラコンでやるには良い方法なのかな。
Burr Brownの24bitDACというのはPCM1716というデジフィルからIV変換まで全てワンチップ化されたお手軽DAC Chipである。PCM1716については、そのデカップリング方法についての議論が、
http://www.diyaudio.com/forums/showthread.php?s=aa9c667f424597a70a783e935d680a13&threadid=15020&perpage=15&pagenumber=1
にある。アナログ電源とコモンのデカップルを重視、アナログ電源2本は別々にデカップルすべし、などとある。CD72の実装では2本共通だから、やろうとするとSOPの足を上げて、基板に穴開けて線引き出さないといけないからリスクも高いしインピーダンス的にも不利。そこまでやっても1716はカス、と言ってる奴もいるし。

上のArcamによる英文解説中の「オーディオファイルクォリティ部品」というのは、電解コンデンサについて言えば以下の写真のような奴らのことだろう、きっと。下に挙げた電解コン以外は、ほとんど黒い色のRubyconの電解コンが使用されている。


Fig.3 オーディオファイル電解コンその1
左上のルビコン無極性10uFが、PCM1716のアナログ電源2系統共通のデカップリング。電気的に無極性である必要性は全くないので、このコンデンサ固有の別の特性を買っての採用と思われる。現状、BlackGateの無極性(N)10uFに交換してあるが、NXのもっと容量の大きいのに変更、もしくはリスクを買って出て、2系統分離を試みる予定。
左下はDAC用5Vのレギュレータ出力直近の電解コン。一部ではSILMICはOS-CONを凌ぐ低ESRという評もあるのでそれが買われたのか。でもなんでこんな上流でESRを下げて置かなければ行けないのか不明。現状では、わけわからない時点でなぜかMUSE高級版に変更してしまってあるので、早急に、SILMICかBG(N)に替える予定。
右のELNA CERAFINE 10uF/50VはOPアンプの出力カップリング。現状では、BlackGateDC 10uF/50Vにしてある。気が向いたら、かつサイズ的に納まるようならば、NかNXにしてみよう。


Fig.4 オーディオファイル電解コンその2 OS-CONその1
画面上のIC、PIC16C54の電源デカップリング用。こうゆうよくわからないICは、
http://www.datasheetarchive.com/
でデータシートを見るようにしているのだけれど、ここのサーバー、しょぼすぎ。このICのデータシートはまだ落とせていない。
ここのOS-CONは、負極マークが金色なのだけど、白と何が違うのか、どなたかご存知でしたら教えてください。


Fig.5 オーディオファイル電解コンその3 OS-CONその2
発振回路の74HCU04の電源用。高精度発振器へ載せ換えの際には専用電源を使うと効果が更に顕著、というのが発振器メーカーの指示なのだけれど、まず最初はこのOS-CONを強化して、ここから5Vを取るつもり。


Jul.25 2004
chiaki014@mac.com


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