Modifying Arcam CD72 as of early morning of Aug.2 2004
さっき書いた下記今後の予定のうち、
上から3番目までを、24時から27時までかけてやった。熱帯夜とは言え夜ならば、クーラー未装備の防音室でもなんとか作業ができる。
DACアナログ電源のデカップリングは、BlackGate NX 470uF/6.3Vに変更。もともとRubycon
NP 10uF/35Vがついていた場所だ。5V以上が来ることは、回路が壊れない限りありえないので、アマチュア改造としてはOKか。DACからのLR2本のアナログコモン端子、今ひとつ用途を理解していないのだけど、会社の電気屋によればインピーダンスを下げておけばいいのだ、ということなので、DACアナログ電源と同じ、NX
470uF/6.3Vを2発投入。ここが6.3VでOKなのかはよく分かっていないのだけど、GNDラインのカップリング?みたいなものだからいいのかな。噴いたら反省して考え直そう。ちなみにDACのデジタル電源には、OS-CONの470uFを既に投下済み。
DAC用電源の3端子レギュレータはDACのAとDの両方、および原クロック発振回路に電源を供給しているのであるが(本当はいろいろ分けたい)、その3端子付近に、100uFと22uFと1000uFがついていた。改造に着手した時点、つまりさっぱりわけわからんちんの状態で、1000はいじらずに、100uFをRubycon
YKからCerafineへ、22uFをSilmicからMuseの高級品に換装していたのだが、理論的背景皆無であり、「あてずっぽう」という言葉が裸足で逃げ出すような交換であった。
今でもこのあたりのパーツに要求される特性、Arcamの選択の理由、などはわからんちんなだけど、デジタル系であることは間違いない。というわけで、100uF、22uFとも容量を変えずにOS-CONとした。1000uFは、手持ちのストックにあったDUOREXII
2200uF/35Vに交換。これは全く根拠レス。
DACのそばにいた、もともとRubycon YK 100uF/25Vは、あてずっぽうでCerafine
100uF/25Vにしていたのだけれど、よくパターンを見ると、こいつはDACとは関係なくクロック発振回路のデカップリングの第一弾目のようだったので220uFのOS-CONに交換。この辺の容量は、手持ちのパーツから適当に選んでいるのでもちろん根拠はない。
あてずっぽうだった当初、今があてずっぽうではないのかという突っ込みは置いておいて、とにかく当初、出力カップリングにCerafineが使われていた(Arcam
DIVA A85でもキーとなる電解コンはCerafineだからこのメーカーこれ好きなのかも)ので、これがいいのかな、とほとんど全部の小型電解コンをCerafineに変更していたのであるが、今回の電解コン交換で、Cerafineはメイン基板上から一掃されてしまった。ELNAさん、そして、お金さん、ごめんなさい。
CerafineからBlackGateDCに変更していた出力のカップリング10uF/50Vであるが、ふと感じるところがあって、MUSEのBP
10uF/50Vに換えてみた。色がきれいで形が丸っこくて可愛いので買ってあったのだ。さらにふと感じることがあって、OPアンプをAD827JNからOPA2604に替えた。根拠はない。
文章が長くなってしまったが、今晩の電解コン交換の結果は下写真のような感じ。

Fig.1 部品面
例の電解コンユニットは外してある。こー頻繁に基板とメカ部の付け外しをしていると、そろそろフレキハーネスのコネクタがやばそうな感じ
いろいろ電解コン容量を増量したので、今回の改造後は明白に起動時間が遅くなった
アナログ電源系はBlackGateDC、デジタル電源は上流が手持ちのELNA DUOREXなどで容量を稼ぎ、デジタル下流はOS-CON、DACアナログ周りはBlackGate無極性、アナログ出力はちょっと試しにMUSE
BP(画面左下の、ちょっと離れて縦に並んでいる緑色のきれいな奴だ)、という電解コンの使い分けとなっている。
中央ちょい右ちょい下のソケットに入ったIC、数日前にデータシートアーカイブサイトで検索を試みたけど、これはいわゆるPALとかGALとかいう奴だね。こんなのさっさと見当が付かないのは私も相当焼きが回っている。またやはり数日前、Arcamのサイトの文章を引いたさい、ダンピングというのを電源ラインとデカップリングとの間に入れる抵抗、と理解した記述をしたが、原文を読み直して見ると、ダンピングとは水晶発振子に貼ってあるブチルゴムや、いくつかのセラコンに施されているメカ的なダンプのことを指していたようだ。「maicrophonic」って書いてあるしね。訂正訂正。
RCAとTOSのデジタルOUTへのSPDIF信号の配線は、細い75Ωの同軸線を使ってショートカットした。

Fig.2 パターン面
赤い矢印がSPDIFショートカット。基板パターン上に既設のSPDIFパターンは、ループにならないようにカットしながらデジタルGNDに落とした。これでいいのかな。
次の課題、クロック換装はこれまた大仕事(たぶん会社からオシロをかついで来ないといけないだろう)だから、しばらくはこの状態でエージングをする予定。
あ、上の改造で音がどーなったか、は、今日から明日夕にかけて音だしエージングを施した後に感想を書こう。
Aug.2 2004
chiaki014@mac.com