Modifying Arcam CD72 CD Player as of Aug.27 2004 Part3
コンデンサ後編
さて昨晩、もうそろそろフレキが完全に危ないので、基板を外して行う最後の大改修、のつもりで下記項目をリストアップし、実施した。
・デジタル系一般5V、ディスプレイ用-30V、メカ用7V、の各3端子レギュレータのINとOUT端子の直近に、0.1uFの積層セラコンを追加
・DAC用5V、OPアンプ用+11.5V/-11.5V、の各3端子レギュレータのINとOUT端子の直近に、0.47uFのBlackGate
NX HiQを追加
・デジタル系電源平滑部の容量を強化(3300uF+2200uFのところに3300uF x 2を追加)
・OPアンプの+電源から引かれているTOS光OUT用の電源を、スイッチで切り離すことができるようにジャンパ線配線
・OPアンプソケットを挿抜耐久の良いのに交換
・アナログLPFを構成しているEVOX銘のフィルムコンデンサを、銅箔スチロールコンデンサに交換
・ゲイン2xの出力OPアンプの、入力と帰還の抵抗をDaleの金属皮膜抵抗器に交換
・水晶発振器からのクロック信号を、74HCU04を通さずに、直接配線。74HCU04の電源はカット
・クロック基板のクロック信号に入っている抵抗を100Ωから82Ωに変更する
・ファン電源を分離している10Ωを33Ωに変更する
小技の連発である。
それほど効果は期待できないだろうけど、せっかくだからやっておかないとちょっと精神的に...、という類。

Fig.1 クロック信号を74UCU04を通さずに基板に入れる
水晶発振器を使うならば74HCU04は本来不要のはず、ということと、74HCU04の動作に伴うGNDの振れの防止が目的。74HCU04は電源の足をカット

Fig.2 アナログ系3端子レギュレータに付けたBlackGate NX HiQ 0.47uF/50V

Fig.3 デジタル系3端子レギュレータに付けた積層セラミックコンデンサ 0.1uF

Fig.4 TOS OUT用の電源
赤矢印に、OPアンプの+電源11.5Vが来ていて、470Ωを介して赤いジャンパ線をハンダ付けしたところに来て、デカップリングされてから7805に入っている。赤いジャンパのハンダ付けの位置からデカップリング/7805に行くパターンをカットし、部品面に線を引き出した。リヤパネルにスイッチを付けてON/OFFできるようにする予定

Fig.5 出力部
OPアンプソケットのそばの3.3Kと6.8KとをDALE金属皮膜に交換。LPF用のフィルムコンデンサを銅箔スチロールコンデンサに交換。OPアンプソケットも上等の奴に交換

Fig.6 最終(?)パターン面

Fig.7 最終(?)部品面
右上にちょこっと見えているのがファン用の電源線。
トランスの左下にひっくり返って2個並んでいるのが、デジタル電源平滑用に追加したRubycon
YK 3300uF/50V x 2。
裏も表もだいぶコンデンサが増えてきたが、Earth Simulaterの基板なんか余白は全部コンデンサだというから、これでもまだまだだ
慎重にフレキを繋いで電源投入。小技とは言えいろいろ変えたのでエージングがかなり必要だろう。本気にならずにちょっと聴いてみた。
前回の、GND復旧及びコンデンサ増強の後に明瞭に感じられた「ベールが確実に1枚はがれた」印象は少し後退。銅箔スチロールコンデンサのキャラクタか、もしくはエージングか。しばらく鳴らしてこのままだったらフィルムコンデンサに戻すかな。そのくらいなら、きっとフレキを外さないでぎりぎり作業できるだろう。
週末には、楽しくエージングしつつ、リヤパネルへのTOSリンクとファンのスイッチの取り付けをやろう。
Aug.27 2004
chiaki014@mac.com