Modifying Arcam CD72 CD Player as of Aug.29 2004
最後のつもりの大改造の後、ちょっと音がこもってしまったかなー、と感じたが、丸1日回し続けた後で聴いてみたら問題なし。
大改造の前は、もう少し、ザクッ、ザクッ、っとした爽快な質感が目立っていたような印象があるけれど、交換したアナログLPF用のコンデンサ、EVOXフィルムコンデンサと銅箔スチロールコンデンサのキャラの違いかもしれない。
ハープのCDをかけてみたところ、高域のニュアンスがまだちょっと足りない気がする。OPアンプとその電源のコンデンサ間、配線が長くコネクタもあり、フィルムコンデンサを入れるというようなこともせず大容量の電解コンデンサのみである、というような点、ちょっと問題あるのかも知れない。
また基板を外して、OPアンプ直近で、薄くて(CD72はシャーシと基板のクリアランスが狭い)コンマ数uFくらいある上質のフィルムコンデンサでデカップル、というかバイパスしてみたいところ。
気軽に基板を外すことができなくなってしまったので、試験的にOPアンプをOPA627BP
x 4からAD827JN x 2に戻して、AD827の+電源と-電源とをBlackGate N 10uF/50Vで繋いでみた。

Fig.1 BG N 10uF/50Vが載ったAD827JN
うん、高域のヒゲみたいなものがよく出るようになったかも。OPA627に比べて中域が弱めになるのは前の印象と一緒。
明日は海神休みだから、来週どっかで秋葉に出てフィルムコンデンサ漁って来ようかな。
フレキコネクタの件もあるけど、雰囲気的にはそろそろ今回の改造も終結に近いと思う。1週間ほどエージングと上のフィルムコンみたいな微調整をして、来週末にはオーナーさまの検収を受けよう。ジャズとJ-POP用としては間違いなくWadia16よりも楽しいので、私的には、本格的な電気的な作業が初めてであることもあって大満足である。ちょっと金使い過ぎだが。
今度CD72を改造するような機会があったら、というか安い出物があったら自分用に確保しようと思っているのだけれど、下記ポイントに重点を置いて改造しようと思う。
1)整流をSBDに交換
2)平滑コンデンサ増強
3)TOSリンクOUT、SPDIF OUT撤去
4)OPアンプ電源は、3端子レギュレータを使わずに平滑コンデンサから直接供給
5)ASIC系とディスプレイ系のGND分離
6)クロックを発振器に交換
7)DACのVcc1、Vcc2のデカップリングを徹底的に強化
今回は、電解コン、主にBlackGateとOS-CONとSilmicを使ったのだけれど、MUSEも使ってみたいな。
今使っているアンプ、Arcam A85も中をちょっとだけいじってあって、いくつかコンデンサをMUSEにしている。ちゃんとした比較試聴をしたわけではないけど、良さそうな雰囲気がある。緑色、きれいだし。
Aug.29 2004
chiaki014@mac.com