Modifying Arcam CD72 CD Player as of Aug.30 2004


自分の改造日記やその写真など読み返していたら、ArcamオリジナルのGND引き回しに戻す、と言っていながら中途半端にしていたところを2ヶ所発見。これが、GNDノイズに悪さをしているかも知れない。

現状で残っているGND線改造箇所は、下記4点。
・ASIC電源GNDとディスプレイ電源GNDを分離
・アナログ出力部のGNDとTOSリンク部のGNDを分離
・DAC Vcc元締めデカップリングの足に、デジタル系GND基点から太いジャンパ線を直結
・アナログLPF部とアナログ出力部のGNDを分離

前2者は理屈が合っている気もするけど、後2者はいくないかも知れない。
これは元に戻さねば。戻すためには基板を外さなければ行けないし、はずすからには他もいじりたい。そう、OPアンプ直近へのフィルムコンデンサの追加だ。

どうせ無理だろうなぁ、と思いながら、別の用途に買ってあったERO MKC 1862 0.33uFというピンク色のきれいなフィルムコンを基板の下にそっと置いて見ると、クリアランス1mmくらいでなんとか納まりそう。よし、これを付けてやろう。



Fig.1 OPアンプソケットにくっつけたERO MKC
少し伸びて突き出している抵抗器の足を切ったりして、なんとか納まった。
とてもきれいなコンデンサ。パターン面に付けてしまうのがもったいない。右に見えるのはOPアンプ電源レギュレータの足に付けたBG NX HiQ


Fig.2 きれいなのでもう1枚、別の角度から
黒い太いジャンパ線の下でパターンカットされている箇所の下のベタアースが、TOSリンクのGND



Fig.3 最終パターン面



Fig.4 最終部品面



Fig.5 全体
リファレンスの宇多田ヒカルが乗ってる


一晩エージングをかけて聴いてみよう、と思っていたら、昨夕、CD72の持ち主が現れたので、聴いてもらった。
まあこれで落着、ということで良いのではないか、とのこと。僕もそう思う。

大編成の曲をWadia16と聴き比べると、Wadiaの方が余裕とまとまりがもあり音楽に没頭できる。CD72改は腰高でずっと分析的。
ジャズやJ-POPだったら楽しいのは文句なしにCD72改。自宅にも1個欲しいぞ。


筐体をちゃんと組んで、ファンとTOSリンクのスイッチも付ける。


Fig.6 ファンとスイッチ2個
ファン、筐体と共鳴するのか意外とうるさい。これから冬場は問題ないだろうし、夏もクーラーの効いてる部屋で使う分には出番はないだろうからまあいいか

一週間くらいエージングかけてから、持ち主にお戻しすることにしよう。
はー、終わったぜ!おれはやったぜ!



次の改造標的であるが、
1) CD72の前にわけわからずダイオードやコンデンサを変えてしまっていて、それでもそこそこ活躍しているArcam DiVA A85プリメインアンプ
2) もともと改造するつもりで中古品を捕獲していたSony CDP-777ESA CDプレーヤー
の2つの候補がある。
CD72改が自宅にあるうちに、ということを考えるとCDPが先かな。

CDP-777ESA、1991年製で、1bitDACになって2機種目くらいの、定価20万円だったプレーヤーだ。アナログ出力部にOPアンプがいっぱいあって、ほとんどがNE5532P。この石の癖が相当乗ってしまっているのじゃないかと思うのだけど、高域に柔らかい金属的な響きが常駐していてとてもジャズは聴けない。音のバランスで言うとはるかに貧弱なメカと簡潔な回路のオリジナルのCD72にも劣る。低音の馬力はあるような気がするけど。
まずはOPアンプの全とっかえと、DAC回りのコンデンサの変更かな。


Fig.7 次の生贄、Sony CDP-777ESA
あまりにも立派な造りに、くらくらする。出力バッファはディスクリートなのかなぁ、よくわからない。電源の引き回しもArcamとは思想が違うみたいだ



Aug.30 2004
chiaki014@mac.com


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