工作室-1

マウントアダプター

プロミネント→ライカMアダプター

 激しいバル切れのNokton50/1.5と、どうして
 もピンの来ないSummicron50/2.0を友人より
 貰う。 某写真光学研究所に預けたが、前者は
 修理完了、後者は修理不可能で戻って来た。
 「若かしたら、ライカで使えるかも・・・。」
 Summicronのレンズブロックを外し Nokton
 を押し当て、インフチェック器で覗くと、少し
 削れば使えそう。
 市販品のマウントアダプターは、完全には連動
 しないと聞いた。挑戦の価値有り。好都合な事
 に Summicronの距離計連動機構は回転カムで
 ある。当然、傾斜カムを造る積もりである。

 まずプロミネントのマウント造りだが、生憎ボ
 ディの持ち合わせは無い。 友人より引伸機に
 装着して使う純正のマウントアダプターを借り
 寸法採りする。CADにて倍尺作図して細部を
 検討の後・原寸図を作成、レーザーライターに
 て出力したモノを型紙にし、1mmの洋銀板を
 5枚切り出す。此れを1枚づつ銀蝋付けしてマ
 ウントを作成。出来上がったマウントを成形・
 研磨した後Summicronの鏡筒内直進シリンダ
 ーに蝋付けする訳だが、体積が大きく・熱逃げ
 が激しい為、内筒は下からガスバーナーで煽り、
 マウントの蝋付け部はペンシルタイプの蝋付け
 器で遣る。
 喜び勇んで組み立てしようにも、シリンダー
 が装填出来ない。そうです、熱膨張で膨らんで
 仕舞ったのです。#1000, #1500で研磨し、最
 後にコンパウンドで仕上げて出来上がりです。
 Summicron の鏡筒は適当な位置で切り取り、
 代りに中間リングの端を接着してあります。


デッケル→ミノルタMDアダプター

 海外のサイトから未使用状態の Skoparex
 35/3.4 を入手。マウントを増やさない誓を守
 り、早速アダプター造りへ。 ライカの35mm
 レンズは既に2本所持しているので、MDアダ
 プターにする。
 此れは先達が試みているので、新たに考える
 余地は無い。 偶々手にしたマウントがレチナ
 レフ用で有った為、旋盤・フライス盤加工を余
 儀なくされた。相当量・切削した。
 ミノルタReverse Ring II (49Φ)を同じく旋盤
 フライス盤で切削加工したモノを、合体させた
 だけである。

 プロミネント→ライカM

      前面            背面

 Pro-Lei  Pro-Lei


 図 面

 Prominent-Leica


 デッケル→ミノルタMD

      前面            背面

 De-MD  De-MD


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