自転車

自転車の製作

 定盤は疎か治具・電動工具すら持ち合わせない・自転車の知識・経験も無い素人が
 自転車を造るなどとは不届き千万・・・
でも、誰だって最初は素人......だった筈。

 一人で造っていると、加工上・困難な箇所に出会ったり様々な障害があると製作が中断します。
 一端作業が途切れると、怠け者の私は製作を続行しなく成ってしまいます。
 Web に経過を書いてしまえば、看て下さる方の手前 (勝手に) 義務感を感じ製作を継続出来ます。
 本来は製作完了後に纏めて掲載すれば良いのですが、上記の理由に依り、変更・訂正・加筆しな
 がら製作を続けようと思います。 ご迷惑でしょうが、御付き合いの程・宜しく御願い致します。

車輪組みの種類に付いて

 何回読み直しても理解出来なかった(=仕組みが解らなかった) 車輪組み に付いて、このまま放置
 しておく訳にもいかず意を決して取り組んでみた。 三夜程・呑み込みの悪い頭を駆使して整理
 したのが 下表 である。 ( 派生的なことは極力省略 )

   車輪組みの種類.

 目指すリムは、20 inch-28 Holes なので 4本組 (2クロス) でいくこととした。 此の場合プロ
 に依頼して組んで貰うか、(無謀に) 自分で組んでみるか迷う処である。 2セットの車輪(内装8段、
 固定ギア・フリーギア)を造ってみたいからだ。(若しかしたらスポーク組はせずに違う方向へ......)
 今一番興味があるのはエアロホィールだ・・・風の日は相当辛い (怖い) そうだが......20inch だから。


36Hハブ-28Hリム組

 36Hハブ-28Hリム組  態々・変則的な組み方を選んだ訳ではない。シマノ Nexus Intar-8 が
 36Hであった事、オークションで入手した 20inchリム が28Hであっ
 た為だ。その後ネットオークションで入手した Campagnolo ラージ
 ピストハブもフロント・リアとも36Hであったのが其の理由である。
 勿論、実際の組み方は知らなかったので、購入に際してプロの確認は
 取って置いた。 ハブの片側4(x2=8)穴は未使用。



40Hハブ-28Hリム組

 40Hハブ-28Hリム組  此のハブだけはエアロホイルカバー取付け意図の許、ホール数の多い
 モノを探して入手した。 どの様に組み付けるか解らなかったので、
 Web某掲示板で質問してみた。出来そうな予感はしていたが、識者の
 意見は OK の様だ。「何でも有り」とは云わないが「遣ってみるのも
 良いだろう」とのこと。 ハブの片側6(x2=12)穴は未使用。
 リムの組み方が解ってから少々驚いた・・・一寸・無理が在るカナ......。



困った事が発覚

 シマノ・ローロフハブ
 常々、小径車のリム組でも一般車と同一でよいか? という疑問は在っ
 た。Webを彷徨っていて、最近話題の Rohloff SpeedHub 500-14
 のマニュアルを看てしまった。 リム径が 26 inch 以上は2クロス、
 24 inch 以下は1クロスで組めとのこと。 理由は、ラージハブ使用
 に際し小径に成る程リムとスポークの成す角度がキツく成り、リム・
 スポーク共に負担が大きく成り好ましくないのだそうだ。

 各ハブフランジに在るスポーク取付け穴の間隔は、シマノ=91mm、ローロフ=100mm・・・殆ど
 差がない。
 上記2社のラージハブの大きさは、通常云われるラージハブより遥かに大きい。

 因に手持ハブの実測値を掲載する。(ローロフの寸法はDWG_DXFファイルより 重量はカタログ値)

 ・シマノ 105(スモールハブ) : R=37mm (フロントハブ 32H)
 ・カンパ ラージハブ      : R=67mm (フロントハブ 40H) (フロント・リアハブ 36H)
 ・シマノ Inter-8      : R=91.0mm (リアハブ 36H : 8R25 Weight:1550g)
 ・ローロフ SPEEDHUB   : R=100mm (リアハブ 32H Weight:1700g〜1825g)


シートバンド

 シートバンド  オークションで Campagnolo のシートピンを入手した。
 シートバンドはクロモリパイプの端材を利用して、ロウ付けで造る。
 36.6φ 1.3t をベースに 12.0φ 1.0t と 10.0φ 1.0t を組み合わせロ
 ウ付け。小さな部品だが鉄の加工は大変草臥れるし、此の暑さに800
 度のバーナー加工は堪らない。ロウ材は 3分ロウ(=780゚C・・・通常は
 早ロウ=620゚C) を用いる。  同じ箇所を複数回ロウ付する場合、後
 からのロウ付作業で先に付けたロウが 外れて しまわない為。



シートバンド+シートチューブ

 シートバンド+シートチューブ  出来上がった シートバンド をシートチューブへ
 ロウ付完了時が左図、研磨形成したのが右図。
 研磨に手ヤスリのみでは辛いモノがある・・・ ディ
 スクグラインダーが欲しく成った今日この頃。
 火力の足りない道具での銀ロウの肉盛りは一寸て
 こずった・・・少しづつ慣れては来たがまだまだ...。



シートチューブ+ボトムブラケットシェル (工事中)

 シートチューブ+BB Shell  シートチューブを差込むボトムブラケットシェルの内径はφ=28.575
 mm なので、クロモリパイプ φ=28.575 t=1.2 mm でいく。
 ボトムブラケットシェルはチネリを入手した。偶々 eBay を看ていて
 見付けたモノだ。オランダから遥々やって来た。
 都合の良い事に、下部にブレーキワイヤとディレイラーワイヤを通す
 為の膨らみがある。此処を加工してトラスの下弦材を差込みロウ付す
 る予定。 Cinelli の文字は見えなく成るが......。








ヘッドチューブ (工事中)

 ヘッドチューブ  アルミ製角度調整可能ステムをオークションにて入手した。 オーバー
 ヘッドサイズである為、ヘッドパーツ・Wレバー台座も同仕様を購入。

 SUS 21 AeroSwing のステアリングコラムは1インチなので、クラウ
 ンから上をクロモリパイプ φ=28.575mm に変更。
 ネジ切り工具を持ち合わせていない為、プロに依頼 予定。
 下部玉押し部分の肉盛りは、洋銀 t=0.8mm をロウ付、研磨・形成。
 
 
 




フォーク (工事中)

 フォーク
 Yahoo Auction で年に数本しか出てこない SUS21 AeroSwing を入
 手した・・・フォークブレードはカーボン製。 クラウン部は、塗装剥離
 箇所から類推するに アルミダイカスト の様だ。

 元来 26 inch 用だからフォークブレードをカットしなければならない。
 カーボンパイプの加工は別分野で長年趣味(?)として遣って来たので 勝
 手は解っている積もりであるが、果たして自転車ではどうであろうか ?

 手探り状態でカット位置を特定する( X-Ray が在ったらと思う・・・実際
 出来るかは疑問だが......)。 車軸からの必要長さを割り出し、フォーク
 ブレードをカットする。クラウン挿入部はフォークブレードを斜めに削
 り、クラウン部を含めカーボンクロスで補強する予定。



(平行弦) トラス (工事中)

 平行弦トラス クロモリパイプ 12.0φ 1.0t の曲げる箇所を焼き鈍
 し、パイプベンダーにて様子を看ながら曲げ加工。
 同様にブレース材クロモリパイプ 10.0φ 1.0t も加
 工。絡げ線・その他で固定の上、ロウ付。

 ヘッドチューブにトラス受けのラグを 36.6φ 1.3t
 にて製作。 万力と金床の上でハンマーにて形成・・・
 正に根気と根性だけが勝負。



チェーンステイ (工事中)

 チェーンステイ

 クロモリパイプ 36.6φ 1.3t を所定の長さに切り、
 焼き鈍しの後、万力にて少しづつ楕円形に加工。
 両端をハンマーで叩き、狙った形に整えていく。

 リアエンドは三ヶ島の チェーン引き ( CA-MX10→
 エンド厚 Max=8mm )を取付ける為、5mm 以上欲
 しい。不足の 4mm は SUS-304 辺りを使う予定。

 他に リアブレーキ台座、サスペンション台座も鉄板
 t=3.2 で製作。

チェーンステイ-BB接続部 (工事中)

 チェーンステイ-BB接続部

 ヒンジ部に建築金物を流用出来ないかと探したが見当
 らない。 そんな折・小径車用ハブを見付け入手。之
 をヒンジ金物として使う。チェーンステイとの接続は、
 ステンレスビス 2.6 mmφ x 28 (=14x2) 本で縫う。
 チェーンステイ受けは鉄板 3.2mm x 2 の予定。 BB
 の両端にロウ付。

サスペンション受け金具

 サスペンション受金具  BS Moulton 後部サスペンションは ソフト(赤)・ハー
 ド(青)両タイプを用意した。 両タイプ共、幅 3mm の
 アルミの帯 (赤・青に着色) が巻かれている・・・ 識者に
 聞くと、之こそが 力学的に意味がある そうだ。

 同 HP カスタマイズを看ると、受けカップは上部のみ
 付けられている。サスペンション本体に厚紙を巻き付
 け型紙を起こし 3mm アルミ板に貼付け切抜く。之を
 ロウ付・形成・研磨。 上下 (深い意味なし) 計2個製作。

 実は、此の部品のロウ付作業は 都合4回失敗 した。
 アルミのロウ付は 難易度高 であることは充分承知し
 ているし一度や二度の失敗は覚悟の上で作業するのだ
 が、流石に今回はメゲそうに成った。出来も良くない。

 考えられるコトは、フラックスの含水率が高かった(元
 来粉末で供給 + 少量の水で在るが湿度の異常に高い
 時期は開封時点で相当量の水分を含んでいる)のが原
 因か、アルミ材がA2000系,5000系であった為か、楽
 な 鉄ロウ付 に慣れた事がアルミロウ付の を鈍らせ
 たが為か......アルミ材種に付いては知る由もない。

 前頁「アルミロウ付とalmit」で書いた通り AM - 022
 を入手して使ってみた。 融点が約200℃で温度を上げ
 過ぎない が条件なので、ガスコンロの上に 2.5mm の
 アルミアングルを置き 其の上で穴埋・肉盛を遣ってみ
 た。 初めての作業であったが、概ね合格点。
 AM-055の難しさを再認識,AM-350の小口販売を望む。

禁断の木の実

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