ミノルタ純正・EX-MDアダプターはタイトな
造りである。運良く海外のサイトで見付けた
が高価で、幾つも揃える訳にはいかない。タ
イトな故か、撮影途中でのレンズ交換も意外
と不便である。 期せずして旨くいった Angenieux 90/2.5
Auto 用のアダプターのことが思い起こされ
るのは、自然の成り行きである。
「適当なモノは」と探し回った揚げ句・見付
けたのは、REVERSE RING II (φ49mm)で
ある。本体は真鍮にクロームメッキ、雄マウ
ントには3カ所に赤点が打って有り、赤点さ
え合わせれば何処からでも装着できる。此の
赤点・とても便利で、イモネジ装填部として
のタップ切りの位置に丁度良いのである。
今回は Angenieux 135/3.5 と Biotar 58
/2.0 用を同時に造る。 概略は REVERSE
RING IIのネジ部とツバを旋盤で厚さ1.2mm
弱に成る迄落とし、外径をφ=50mm位まで
切り詰め、オスマウントの内側に厚:0.5mm
幅:6mm:長135mmの洋銀を丸めて蝋付け、
赤点箇所にφ=2mmのタップ切り・イモネジ
装填という・至って簡単な作業である。
揃える部品は REVERSE RING II、洋銀0.5m
m板、イモネジφ=2mm各3個、ドリル・刃
φ=1.7mm、ハンドタップφ2mm、蝋付け
用具一式(半田:100W超でも可)である。
別段これと云って難しい工作は無いが、オス
マウント内部に入れる洋銀の板長は、計算上
では122.5mm の処135mm と書いた理由は
指で丸めて置いてから後で両耳を切り落とす
為です。此の作業を怠ると、真円に近いリン
グを造ることは至難の業です。
蝋付けを選択した場合、作業後クロームメッ
キが熱で青変しますが、性能には影響が有り
ませんので良しとします。 此が気になる方
は半田付けを選択して下さい。
レンズへの取り付けは、イモネジの位置とレ
ンズの赤点指標を合わせてネジ止めすれば、
OKです。