| 2000年アンプ |
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CDケース
パワーアンプを造るに当たり、レコードは遣らずCD一本でいくことにしていた。
秋葉原へアンプ部品を購入しに行く度にCDプレーヤーを看て歩くが、価格はピン・キリで、
どれが良いのか判らない。
高価なモノは良いだろうが、安価なモノは悪いとは限らない......ノカナ???
2台のCDプレーヤー
このままでは折角造ったラインケーブルは使え
「どんな CD Player が良いか?」WEB を看
て歩くが、有益な情報は見当たらない。
取り敢えず古い CD Player(写真右)でお茶
を濁す積もりであった。
パソコン用 CD-ROM を改造して CD Player
に仕立てる方法を見付け、DAC が必要である
等という事も知らずに・早速その気に成った。
その道のプロに相談したところ一笑に付され
てしまった。「CD を聞くだけなら、之位で充
分」と戴いたのが写真左のVideoCD Player。
ないし電源も別なので、重量を稼ぐ意味も兼ねてケースを造ることにする。
ケース図面
工作機械が在ったら......どんなに楽なコトか...。
ケースのデザインは、メインアンプに合わせ
るべく・チークで決まり。
既製品の CD プレーヤーが納まる箱と電源部、
出力端子部を造るだけだが、精度は必要。
必要以上に大きなケースは造りたくないし出
来得ることなら最小限コンパクトにしたい...。
Video CD Player を如何に留めるか...?
底面を看るとネジ5本が不規則に並んでいる。
おまけに4方テーパー・アールまで付いて...。
寸法の採り様が無い...。
原寸型板採り方式(写し絵)で行くしかない。
例によって原寸図を描く。 此の工作は「コン
マ mm 以下の精度」が要求される。
板取り
東急ハンズの木材売場に、様々な板材がある。
メインアンプと同様チーク板 5x60x900mm
でいく。 1枚で板取は間に合う。
売場に置いてある板材は、殆ど平行が出ていな
いので・長辺は両面ともカットし直してもらう
と良い。 結果 60mm その儘では使用出来な
いことに成る。 ノコ刃の厚さ分・欠損。
手加工で直角を出すことは困難なので、直線部
のカットは依頼する。
角穴・丸穴・R加工は全て自前である。
良質なチーク材は、指で触れた時に「チョット
湿気を感じる」様なモノである。 しかし2液
エポキシで接着加工の場合は、此が災いする事
もある。
私は接着剤塗布の30分以上前に、シンナー等で脂気を拭き取ってから接着する。
電源部 アルミ型材利用シャシー
電源部は古い AC Power Adaptor を分解・流用。之にヒューズ・DC ラインフィルターを増設。
赤の LEDへも供給。 別途・RCA 端子3個と電源スゥイッチも敷設。
シャシーは、たまたま手許にあったアルミ型材が寸法がピッタリだった為・使用。小1枚は CD
プレーヤー固定用、大は木製ケースの底面用.....間に鉛インゴット。 何れもウレタン仕上げ。
チーク染色前 チーク染色後
写真左が組み立て・研磨終了のケースです。 カッターで荒削り・ヤスリで整形後、耐水ペーパー
#180、#320、#500 で仕上げ、ウエスで磨き上げた状態です。
写真右が染色後のケースです。 私は皮革用アルコール染料を使用しています。焦げ茶をベースに
赤茶を加え、色出しをしてから温水で薄め・気に入った色になるまで、複数回染め付けます。
染料を薄めることと、染め付け前に木部に水を含ませて置くことが、ムラなく染める「コツ」です。
完成・俯瞰 完成・背面
完成・正面
写真左が俯瞰・右が後部側面、下の写真が正面の様子です。 仕上げはメインアンプシャシーと同様
ウレタン1液研ぎ出し仕上げです。 最終仕上げは #500 で仕上げ、ウエス磨き上げです。
元々ビデオCDですので、取り敢えずテレビ出力は残してあります。 「おまじない」程度の意味で、
内部に 1.5 Kg の鉛インゴットを入れた為・総重量は 3 Kg です。
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